謹賀新年
今年もよろしくお願いいたします。
化学分野への人工知能技術の本格的な展開はこれからです。化学分野の特性を生かしつつ、化学(アナログ情報)と人工知能(デジタル)の融合を目指した最新の技術展開を目指して挑戦してまいります。
時代が「情報時代」へと変化するに伴い、新時代を支える基本技術は(大規模)生成AIであることが明確となり、今回の革命は「AI 革命」と称されております。
湯田は今後の研究は自動型研究から自律型(知的、創造的)研究が中心になると提唱してきました。この「自律型(オートノマス)研究」を支える、支援するのが(大規模)生成AIです。
本ブログでは、「自律型(オートノマス)研究」を討論する立場から、この基本となる(大規模)生成AIについて議論を深めてまいりたく考えます。
旧序文:本ブログは人工知能技術を用いた創薬および毒性評価に関する話題や情報を中心として展開してきました。現在の人工知能は機械学習を中心として展開されておりますが、本ブログでは従来からのルールベース型人工知能等も含めて、ライフサイエンス分野、特に化合物を扱う分野での人工知能全般に関する話題を中心に議論します。湯田が過去に実施したライフサイエンス関連での人工知能や化学多変量解析/パターン認識(ケモメトリックス)の経験や話題を交えながら展開してゆくつもりです。
今回のノーベル物理学賞はAI 関連研究に授与されました。これは、従来のノーベル物理学賞の受賞範囲には無い範疇で、物理というよりは情報学分野であり、しかもアルゴリズムに関する研究という点で、ノーベル賞の選考委員会が時代を変える新たな分野にも展開しようとする大きな流れを示すものと...
0 件のコメント:
コメントを投稿