本ブログでは化学分野における人工知能の適用を中心として展開してきました。 この化学分野へのAI適用を中心として、バイオや医療分野への適用も拡大適用のケースとして積極的に討論してまいります。また、適用理論のみならず、人工知能の研究の基本となる人工知能自体の討論も活発に実施してまいります。この流れはそのまま今後の本ブログの討論項目として展開してまいります。人工知能に興味を持ち、特に化学分野への適用を計画されている方々の積極的な意見やアドバイスをお待ちいたしますので、本年度もよろしくお願いいたします。
現在の傾向としては、AIのみならずデータサイエンス手法と連携しながら展開されることが多く、この方が様々な状況に対応可能であり、両方の技術の相乗効果や個々の技術のレベル強化につながると考えます。
この点で、データサイエンスやAI適用の今後の発展及び究極の形は単なる「自動化」というよりは、判断や決定を伴う「オートノマス(自律型/化)」であると考えます。定型的な作業の繰り返しで、高精度、高速化や長時間(無休)稼働といった「自動化」はデータサイエンスやAIの目標ではありますが、一つの到達点と考えます。判断や決定を伴う「オートノマス(自律型/化)」が、データサイエンスやAI適用の最終ゴールであり、この実現を目指して今後急速に技術の展開や発展が進んでゆくと考えます。
本ブログが「化学分野でのAI適用」を標榜しておりますので、今後は目標/達成レベルを上げて「化学分野でのオートノマス(自律型/化)」を目指してまいりたく考えます。
今回「オートノマス(自律型/化)化学」を基本テーマとし、積極的に討論/展開するブログが開設されましたので、この新規のブログとの連携を強化しつつ展開してまいる所存です。今後ともよろしくお願いいたします。
また、データサイエンスの分野では、「ビッグデータ」時代に適したデータ解析手法である「KY法」を議論するブログも展開されておりますので、「オートノマス(自律型/化)」を議論する上でご参照いただければ幸いと存じます。